前市長の失職にともない、17日投票が行われた愛媛県の西条市長選挙は、前副市長の越智三義氏が返り咲きを狙う前市長を大差で破り、初当選を果たしました。

西条市長選挙は開票の結果、前副市長の越智三義氏が、返り咲きを狙う前市長の高橋敏明氏を1万1000票余りの差で破り、初当選を果たしました。

(当選した越智 三義氏)
「今までとは違うやり方をしなくてはならない。決断する時がいる。そうなると本当に皆さんと話し合い、これからどうしていくのか。対話と信頼型で進めていきたい」

越智氏は西条市出身の61歳、1987年に旧西条市役所に入庁し、産業経済部長や経営戦略部長などを歴任し、玉井市政のもとでおととし11月まで副市長を務めました。

高橋前市長が、推し進めようとした大型事業や職員へのパワハラをめぐり、議会から不信任決議を受け失職したことに伴う今回の市長選挙。

越智氏は、市議会の最大会派「西条自民クラブ」などから支援を受け、「信頼と対話の市政への立て直し」を訴えました。

一方、高橋氏は、自身の市政運営について、説明や合意形成が足りなかったと認めた上で、実績として医師の経験を踏まえた医療や福祉の施策などを訴えましたが、大差で敗れました。

(落選した高橋敏明氏)
「このような残念な結果に終わったこと、深く深く深くお詫び申し上げます。パワハラ疑惑というものを汚名を着せられ、それを払しょくできなかったということが、最大の原因だと思っている」

なお、投票率は50.22%で、おととし11月の前回選挙を1.58ポイント下回りました。