愛媛県宇和島市出身の柔道家、濱田初幸さんが監督を務めるカンボジア代表チームが松山市で強化合宿を行っています。

カンボジア代表の柔道チームの選手ら9人が6日、愛媛県庁を訪れ、中村知事と面会しました。

カンボジア代表は、愛媛県宇和島市出身の柔道家濱田初幸さんが監督を務めていて、今年5月にカンボジアで開かれる柔道の東南アジア競技大会に向け、先月から松山で強化合宿を行っています。

(柔道カンボジア代表・濱田初幸監督)
「フン・セン首相からの命は『金メダル一つとってくれ』と。彼らは強い目標がしっかりしているのでそこを一点にしぼりながら強化を図っていく」

この後、選手たちは松山市内の道場で打ち込みや形の練習に取り組み、濱田さんの熱のこもった指導を受けていました。

合宿の期間中、市内の中高生たちとも稽古を重ねる予定です。

また、カンボジアに避難しているウクライナの柔道選手2人も6日から練習に合流し、共に汗を流していました。

(柔道カンボジア代表・ラウンマリー選手)
「日本の柔道家は力が強い皆の技はとても上手新しい技を覚えて型も毎日練習してシーゲームズに行って一生懸命頑張ります」

(濱田監督)
「彼らにいったのはイノベーションを起こすと松山に来たのは大正解だったと思っているまだ先があるがこれから必ず選手たちは成長していくと思う」

カンボジア代表チームの強化合宿は3月上旬まで行われる予定です。