新型コロナウイルスについて、愛媛県は6日、新たに3775人の感染が報告され、8人が死亡したと発表しました。

医療圏域別では、松山市とその周辺が1600人、新居浜市・西条市が473人、今治市・上島町が377人、八幡浜市とその周辺が333人、宇和島市とその周辺が350人、四国中央市が209人となっています。医療機関を受診せず検査キットなどで感染が判明し、センターに登録した人は433人です。

年代別では、10歳未満が388人、10代が410人、20代が595人、30代が509人、40代が596人、50代が460人、60代が327人、70代が264人、80代が156人、90歳以上が70人となっています。また県は、患者8人が死亡したと発表しました。内訳は70代と80代の入院患者と、施設で療養していた80代と90歳以上の患者あわせて3人、それに自宅療養中だった90歳以上の患者1人、それに死亡後に医師の判断で検査し、陽性が確認された70代と80代の患者です。

現在、医療機関に入院している人は、前日より7人増えて309人でこのうち6人が重症。病床使用率は65.6%です。

また、新型コロナに加えインフルエンザが流行期に入ったことを受け、県は国が承認したコロナの抗原検査キットや市販薬(解熱鎮痛剤など)の事前準備などを呼びかけています。
更にコロナの重症化リスクが低い人で発熱などの風邪症状がある人は、自己検査でコロナ陰性だった場合、インフルエンザを疑い、可能な限り平日の日中に医療機関を受診することを求めています。