■「ただ撮ってくれればいい」傷つくのはいつも市民
撮影の原点は、現地で負傷した兵士にかけられた言葉でした。
「報道が入るわけでも、自由に世界へ発信できるわけでもない。だからこそ、君みたいな若いカメラマンが真実をそのまま撮って、自国へ持ち帰ってくれれば、僕たちはそれだけで十分幸せなんだ」

上映会の会場には、出口さんがイランで撮影した写真約20点が展示されました。

(出口さん)
「20年前に実際に撮ってきた風景。世界を見た世界と伝えたいことを感じてもらいたい」
戦争に翻弄される市民の暮らしを見つめてきた出口さん。
湧き上がる思いは…

(出口さん)
「戦争は国と国の話だが、いろいろな地域を取材して一番思うのは、“傷つくのは市民”。目の前に困っている人がいたら、少し手を差し伸べる。どの国に対し
てもその心を持ってほしい」








