■時効までわずか3週間…起訴に向けた最後の戦い

なぜなら、時効まで残された時間はわずか3週間。この短い期間で起訴に足る証拠を固め、起訴に持ち込まなくてはならなかったのです。

(中井さん)
「福田和子も一筋縄ではいくヤツではないので、向こうも知っていますからね、時効がそこまで来ているのを。“なんとか逃げてやろう”というのが見え見えだった」

信憑性に欠ける供述を繰り返す福田元受刑者。

それでも警察は、残された時間で詰めの捜査を進めました。

(中井さん)
「証拠に基づいて、その供述が嘘であることつぶしていく。そして真実を明らかにしていった」

時効成立の11時間前、福田元受刑者は、強盗殺人の罪で起訴されました。