愛媛県が開発したブランド米、「ひめの凜」の田植えが、最大の産地である愛媛県西条市で本番を迎えています。

西条市氷見にある岡本省三さんの田んぼでも15センチほどに育った苗が、次々と植え付けられていきました。

「ひめの凜」は、県が16年をかけて開発したブランド米で、今年でデビュー8年目を迎えました。

粒が大きくて上品な甘さが特徴です。また、暑さにも強く背が低くて倒れにくいなど、栽培面でも優れています。

県によりますと、今シーズンは、県内2000人余りの認定栽培者が、合わせておよそ1700ヘクタールで栽培を計画しています。

こうした中、生産者が気にするのは令和のコメ騒動から一転、値下がり傾向にある米の買い取り価格です。

(岡本省三さん)
「どれだけ下がるかが心配。やっぱり(30キロあたり)1万円切ったらしんどいから、1万円以上でちょっと落ち着いてくれたら」

岡本さんは「できれば30キロあたり1万2、3千円の値がついてほしい」と、切実な思いを口にしていました。

ひめの凜は、順調に育てば10月中旬には黄金色の穂が実り、収穫の時期を迎えます。

(岡本省三さん)
「おいしくて味が良いので皆さん是非食べて下さい」