愛媛県宇和島市を出港し三重県に向かった活魚運搬船が消息を絶ち、2年が経ちました。未だ行方が分からない乗組員6人のうち船長の母親が悲痛な思いを語りました。
(船長の母・明美さん)
「何の音沙汰もない何の手掛かりもない 生き地獄のような時間というのは耐えられない」
「第八しんこう丸」は、2年前の12月22日、養殖のブリを三重県に運搬する途中、消息を断ち、船長の戸田源二さんら6人が行方不明となっています。
2年が経ち船長の母・明美さんが悲痛な思いを語りました。
(船長の母・明美さん)
「夢みたいな話ですけど(息子を)やっぱり抱きしめたいですね。
1日でも早く手掛かりが欲しいなと思うだけです」
消息を絶った後和歌山県沖で油が確認されましたが、船に関する有力な手掛かりは得られていません。