今年も残り少なくなってきましたが、愛媛県の松山城では年末を控え1年のほこりや厄を払う恒例の大掃除が行われました。

(前田記者リポート)
「松山城では『ささぼうき』で高いところに溜まったほこりを落として掃除しています」

21日は、松山城総合事務所の職員およそ30人が参加し、毎年恒例の年末大掃除が行われました。

職員らは、今年1年の感謝をこめて、およそ2メートルある「ささぼうき」を使って天守最上階のすす払いをしたり、とびらの汚れをふき取ったりして「ほこり」や「厄」を落としていました。

(掃除に参加した職員)
「気持ちがさっぱりしますね」
(Q高所での掃除は怖くない?)
「やっぱり怖いですよ」
「新しい年が迎えられるように頑張って掃除をしています。ここの城に来て『綺麗だね』って言われるのが一番嬉しい」

松山市によりますと、2022年に天守を訪れた人の数はおよそ30万5700人で、2021年よりおよそ19万人増加したということです。

松山城は、年末年始も休まず営業し、元日には本丸広場で和太鼓の演奏や書初めなどのイベントが予定されています。