愛媛県今治市は、無断で公用車で帰宅したうえ、当て逃げ事故を起こし、さらに事故を隠そうとしたとして、会計年度任用職員の30代男性を、24日付で停職2か月の処分にしました。

今治市によりますと、男性は11月21日、上司の許可を得ず公用車で帰宅しました。

翌22日、仕事が終わった午前10時頃に市内のスーパーの駐車場で店舗看板の支柱に衝突する事故を起こしました。

男性には、その場から立ち去ったうえ、上司には「車が傷ついていたが知らない」と、ウソの報告をしていました。

そして、市役所内で原因究明の調査が進んでいる様子を見た男性は、26日になって上司に事実を報告しました。

聞き取りに対し男性は「バレたくないと思った。申し訳ない」と話し、店側にも謝罪を行ったということです。

今治市は「再発防止と信頼回復に努める」とコメントしています。