パン店の新規参入が多い愛媛!背景には激増する●●者の存在
なぜ愛媛はパン店が多いのでしょうか?
情報収集のため、去年4月、宇和島市内にオープンした「キラパン」を訪れました。
店内にはバゲットを中心に、1つ1つ丁寧に焼き上げたパンの数々が並んでおり、店の看板商品は「ゆだねバゲット」。レーズンから抽出した天然酵母を使うことで、もっちり食感と小麦本来の旨味がアップすると言います。

と、ここで本題! 店主の吉良さんが愛媛でパン店をオープンしようと思ったきっかけは何だったのでしょうか?
キラパン 吉良紗矢香 店主
「地元がこのへん(宇和島)で出産を機にUターンで帰ってきて、こっちで子育てしながら夢を実現したいと思い帰ってきた」
以前は徳島で働いていた吉良さん。妊娠・出産を機に地元である宇和島市にUターンし、憧れだったパン店のオープンに踏み切ったと言います。

県の統計によると、愛媛へ移住・Uターンする人はここ数年で急増中していて、2024年度中だけで7000人近くが県外から愛媛に移り住んでいるとのこと。
また、移住者の6.5パーセントが、愛媛で起業・自営業を選択したというデータもあり、吉良さんのように移住をきっかけとして、パン店オープンの夢を叶えた人が一定数いることが推測されます。
さらに、こんなメリットも。
キラパン 吉良紗矢香 店主
「単純にあまりお店が無いところなので『パン店という楽しみがあってうれしい』という声はあります。費用・コストも都会でするより断然安いと思います。材料費も新鮮な野菜や魚介は身近で仕入れられるし」
こうした要因から、愛媛はパン店が新規参入しやすいのかもしれません。








