G7広島サミットを来年5月に控え、JR松山駅で14日、刃物を使ったテロを想定した訓練が行われました。
警察とJR四国からおよそ70人が参加した14日の訓練は、駅構内の店に刃物を持っているかもしれない不審者が現れたという想定で始まりました。
110番通報の後、駅員がプラットホームで不審者に声をかけたところ、不審者が刃物を持って暴れたため駅員はさすまたを使って応戦。
最後は駆けつけた警察官が防護盾などを使って取り押さえました。
松山東警察署 佐々木隆志 警備課長
「JRの方との連携、民間の店員の方との連携がよくできており、しっかり最後も制圧対処できた」
県警は、来年5月に開催されるG7広島サミットに備え、有事の際に連携して対応できるよう公共交通機関などと定期的に訓練を行っていく方針です。