日ごとに寒さが増す中、鍋料理に欠かせないハクサイの収穫が、愛媛県内一の産地・大洲市で最盛期を迎えています。

一面に広がるのは冬野菜の代表のひとつ、ハクサイです。

大洲市では13戸の農家がハクサイを育てていて、10月下旬から始まった収穫がピークを迎えています。

このうち大洲市東大洲の井上憲一さんの畑では、家族4人が連日収穫作業に追われています。

井上さんによりますと、今シーズンは9月の苗植え以降天候に恵まれ玉太りや品質は良いもののこれまでの温かさで去年に続き需要は低迷しているということです。

井上憲一さん
「これから霜が少しずつ降ってこの後順々と甘くなると思う」

管轄するJA愛媛たいきでは、農家の高齢化に伴う作付面積の減少などから今シーズンは去年より200トンほど少ない1400トンの出荷を見込んでいて、主に松山に出荷するということです。