愛媛県西予市は1日、介護保険料の事務手続きを怠っていた福祉事務所に勤める30代の男性主査を、減給10分の1、3か月の懲戒処分にしました。
西予市によりますと、男性主査は、昨年度の介護保険料に関わる事務処理を怠ったままにしていたため、市内の年金受給者658人分・計708万920円に払い戻しできていませんでした。
内部調査の過程で発覚し、市の聞き取りに対し男性主査は「初めて担当した業務で事務に不慣れだった」などと話しているということです。
市では、予備費を使って対応を進めていますが、現時点で74人分・計84万2103円の振込先が特定できず、未処理のままです。
市は再発防止策として、管理職が事務作業の進捗管理を徹底するなどとしています。








