愛媛県今治市の将来を考えるプロジェクトが16日、市内で開かれ地元の高校生と企業が意見を交わしました。

今治市では地元の高校生に、将来も住み続けたいと思うまちの姿を提案してもらおうというプロジェクトを、今年9月から始めています。

この日は、今治市内4つの高校の生徒11人が参加し、企業の持続可能な取り組みなどを学びました。

このうち、今治タオルの生産組合では、川の上流に植樹することで、タオルづくりに欠かせない水の確保に努めていることや「これからは人材の確保が大事だ」と、課題についても説明していました。

(参加した男子生徒)
「人材育成という面でも持続可能な環境を作り上げることで、企業がより長く、その結果、この今治市がより長く発展するシステムを作ることが出来ると考えて、ちょっと感動した」

プロジェクトは12月に意見をまとめ、来年1月に最終発表会が開かれます。