サッカーJ2の愛媛FCは7日、下部組織のU-18で不適切な指導が確認されたとして、監督とコーチを処分したと発表しました。
愛媛FCの発表によりますと、社内調査委員会による調査で、U-18の北内耕成監督と渡部誉也コーチによる不適切な指導が確認され、契約に基づき処分を行ったということです。
不適切とされた指導や処分の内容については、関係者のプライバシーなどを理由に公表していません。
また、所属選手へのアンケート調査などを踏まえ、北内監督と渡部コーチについては、真摯な謝罪と再発防止を条件に指導を継続させるということです。
愛媛FCは、アカデミー選手や保護者に謝罪するとともに「指導者が立場を逸脱した不適切な指導を行うことは、決して許されるべきものではありません。本件を重く受け止め、再発防止策を徹底し、安全で健全な環境づくりに努めてまいります」とコメントしています。
愛媛FCが公表した再発防止策には、アカデミースタッフの監視・監督役を設けることや外部研修の強化、相談・通報窓口の周知、選手やスタッフへの定期面談の拡充などが盛り込まれています。