今年3月、愛媛県宇和島市内で母親を刃物で刺し殺害したとして、長男が殺人の罪で起訴されました。

起訴されたのは、住居不定の無職・島田優一被告32歳です。

起訴状などによりますと島田被告は今年3月、宇和島市川内の集合住宅で、母親のミエ子さん当時66歳の首を刃渡りおよそ13センチのペティナイフで突き刺すなどして、殺害したということです。

島田被告は事件発生から2週間あまり逃走していましたが、大洲市内の路上で警察に身柄を確保されました。

松山地検は、島田被告の精神状態を調べるため今年5月以降、鑑定留置していましたが、刑事責任能力があると判断し4日、殺人の罪で起訴しました。

地検は島田被告の認否について明らかにしていません。