地域の安全を犬が見守ります。
4日朝、愛媛県砥部町内の小学校では、犬のおまわりさんこと「わんパト隊」が児童の登校を見守りました。
このわんパト隊は、犬の散歩を通じて「ながら防犯」を促進しようと、松山南署管内の犬62頭が委嘱されているもので、登下校の見守りをしたり、不審者を見かけた際には通報したりします。
4日は砥部小学校の周辺で、わんパト隊5頭と、その飼い主や松山南署員らが、登校する児童を見守りました。
(登校中の児童)
「もう学校行きたくない。(犬を)ずっと触っておく」
登校した児童たちは、わんパト隊とのふれあいを楽しんでいました。
(わんパト隊・犬の飼い主)
「時々子どもたちも散歩したら寄ってきてくれるので、できる限り続けてきたい」
この「わんパト隊」松山南署では、2023年11月から活動をはじめていて、昨年度は見守りの中で交通事故のいち早い通報につながった事例もあるということです。
わんパト隊の任期は1年で、来年3月末まで地域の安全を見守ります。