一年にわずか3日間しか花が咲かない古代ハスが愛媛県松山市の考古館で今年も咲き始め訪れた人を楽しませています。
松山市考古館の庭に咲く古代ハスは中国大連市のおよそ1000年前の遺跡から出土した種を1996年に松山市が譲り受け栽培しています。
古代ハスは、午前に花を開き午後には閉じてしまうのが特徴で、開花期間はわずか3日間。また、日が経つにつれピンク色が薄くなり、色の移り変わりも楽しむことができる神秘的な花です。
今年は、今月7日に開花が始まりけさは4輪が咲いていました。
大きく花を開いているのはこの1輪だけでしたが、訪れた人たちは、写真に収めるなどして楽しんでいる様子でした。
(訪れた女性)
「この色も好きだし、その歴史も好き」
(訪れた男性)「一輪きれいに咲いていて、つぼみもいっぱいあるのでこれからまたどんどん咲いてきれいになるのでは」
この古代ハスは現在、およそ30輪のつぼみが確認されていて、来月いっぱい楽しめそうだということです。