11日に南シナ海で発生した台風1号は、今後、15日には熱帯低気圧に変わる見込みです【雨のシミュレーションを画像で掲載しています】

気象庁によりますと、台風1号は、14日18時には華南にあって、1時間におよそ30キロの速さで北北東へ進んでいて、中心の気圧は985ヘクトパスカル、最大瞬間風速は35メートル、中心の付近では風速25メートルの非常に強い風が吹いています。

一方、日本海西部には前線を伴った低気圧があって東北東へ進んでいます。

この低気圧や前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、西日本や東日本では15日にかけて激しい雨が降り、太平洋側を中心に非常に激しい雨の降る所があるでしょう。

西日本と東日本では15日にかけて、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。