JR松山駅周辺の再開発について話し合う市議会の特別委員会が13日開かれ、市側はアリーナの整備について来月中に基本計画をまとめる方針を示しました。
去年秋に線路が高架化されたJR松山駅周辺の再開発をめぐり、愛媛県松山市は5000席以上のメインアリーナを中心とした施設を整備する基本計画案をまとめ、市民からの意見を募集しています。
13日の特別委員会で市側は、12日の正午までに168件の意見が寄せられたことを明らかにしました。
中では、計画案を上回る1万人規模のアリーナを求める意見がある一方で、採算性を問う声や施設の必要性自体を疑問視する意見も含まれています。
一方、出席した議員からは・・・
吉富健一 議員
「今の段階でこのままスムーズにいくとして大まかなスケジュール感を教えてほしい。どのような方法で運営していくのか市民に示してほしい」
松山市担当者
「できれば民設民営を目指していきたい」
このほか、議員からホールの整備を求める文化団体からの要望を踏まえ、「アリーナは決定事項なのか」という質問が出たの対し、市側は「計画案として決まっている」と説明しました。
市の担当者は、来月中に基本計画をまとめる方針を示しました。
交通拠点整備課 有光一成 課長
「市民の方々利用者の方々の意見を大切に基本計画を最終的に取りまとめたい」