サッカーJ2の愛媛FCは、石丸清隆前監督の契約解除に伴う会見を22日開き、経緯を説明する一方、暫定的に指揮をとる青野慎也監督らがチーム再建への決意を新たにしました。
22日の会見では村上忠社長が石丸前監督について「16試合終了時点の勝点10という成績不振で解任に踏み切った」と、20日付で契約解除にいたった経緯を説明しました。
また後任については…
(愛媛FC・青野大介フットボールディレクター)
「(青野監督で)うまくいってくれるなら理想だが、外部という選択肢もないわけではない」
暫定的に指揮を執る青野監督の采配などを踏まえ、検討する考えを示しました。
その青野ヘッドコートは…
(愛媛FC・青野慎也監督)
「勝ち切るということをまず目標に、それが1対0でも2対1でもいい。とにかく勝ち切るそれを選手に植え付けるようにいまトレーニングに励んでいる」
一方、選手たちは次の1勝に向けトレーニングに励みながら、決意を新たにしていました。
(佐藤亮選手)
「新しいスタートを切るという意味では、今まで以上にもうひとつふたつ意識を高く持ってやっていければいいと思って、毎日(練習に)取り組んでいる」
(深澤佑太選手)
「評価がフラットになったので、そういう部分では全員がスタメンに食い込んでやるんだという気持ちを持ちながらトレーニングできていると思う」
青野監督のもとJ2残留へ再出発する愛媛FCは、まずは24日、ニンジニアスタジアムでの天皇杯1回戦突破をめざします。