愛媛県新居浜市内で今月17日に発生した交通死亡事故を受け、警察などが現場近くでドライバーらに事故防止を呼び掛ける「人の輪作戦」を展開しました。

今月17日に交通死亡事故があったのは新居浜市桜木町の県道で自転車に乗って横断していた80歳の男性が乗用車と衝突し犠牲となりました。

これを受け22日、新居浜署員や交通安全協会のメンバーなどおよそ40人が現場近くに並びドライバーや自転車の利用者らに交通ルールを守るよう呼びかける「人の輪作戦」を展開しました。

(新居浜署交通課・塩見浩二課長)
「ドライバーの方はドライバーとしての基本、しっかり前を見て運転して頂くということを注意して頂ければとおもいます。また自転車歩行者の方は横断する前に左右をよく見て横断するようにしてください」

県警によりますと、県内で交通事故により亡くなった人の数は、今年に入り21日までに、去年の同じ時期と比べ7人多い24人となっていて、令和に入って最も多かった去年の52人を上回るペースで発生しています。