愛媛県西予市に住む40代の女性が、副業で始めたインターネットショップの運営を巡り、仕入れ金や保証金の名目で約950万円を騙し取られる特殊詐欺事件が発生しました。
警察によりますと、女性は今年2月、副業収入を得ようと、通販サイトでインターネットショップの出店を登録、商品の仕入れ金名目に3月1日から6日にかけて計4回、総額約190万円を指定口座に振り込んだところ、後日、売上金の一部が入金されたため、このサイトを信用。
その後もショップの運営を続けていた中で売上を出金しようとした際、税金や保証金を求められたため、3月11日から25日にかけて計7回、総額約760万円を振り込み、だまし取られたということです。
金融機関からの情報提供で今回の事件が発覚したということで、警察は「“簡単に儲かる"とうたうSNS広告やDMは、まず詐欺の可能性を疑ってほしい」と注意を呼びかけています。