四国一のカツオの水揚げ量を誇る愛媛県愛南町の深浦漁港では、春の訪れを告げる初ガツオの水揚げが盛んに行われています。
「初ガツオ」は春から初夏にかけ黒潮にのって太平洋を北上するカツオで、赤身が多くあっさりした味わいが魅力です。
この日、深浦漁港には高知の足摺沖などで操業した一本釣り漁船が次々と入港、水揚げされた14トンが競りにかけられました。
漁師によりますと、今年は黒潮の流れの影響で、この時期としては漁獲量は少ないということですが、赤身の質がよいカツオがとれているということです。
カツオ漁師
「刺身かタタキ。脂がのっておいしい」
初ガツオの漁は6月頃まで続きます。