道後の春の始まりを告げる「道後温泉まつり」が19日から始まり、参加者が「湯祈祷」を行って湯の恵みに感謝しました。

去年の道後温泉本館全館営業再開後初となる「道後温泉まつり」

初日の19日は、道後温泉本館北側にある「玉の石」の前で、湯祈祷が行われ、旅館や商店街の関係者らおよそ30人が参加して、玉串を捧げるなどして湯の恵みに感謝しました。

湯祈祷は、地震によって止まった湯が祈祷したところ、再び出始めたことに感謝して始まったもので、江戸時代から続いていると言われています。

湯祈祷を終えた参加者は、神社へ湯を奉納するため湯を持って商店街を練り歩き、7年ぶりに行われた稚児行列とともに、道後の発展を祈願していました。

道後温泉まつりは、21日まで開かれ連日、午後2時45分と4時45分から祝いの餅まきが行われます。また20日は、女みこしのかきくらべなどが予定されています。