28年間の刑事生活で、知能犯事件などの捜査に貢献したとして、愛媛県・松山南署の警察官が「全国優秀警察職員」に選ばれました。

「全国優秀警察職員」に選ばれたのは、現在、松山南署に勤務する刑事の北條健一警部です。

北條警部は、1987年に県警に入り、37年の警察官人生のうち28年間を刑事として勤め、その間に、知能犯事件や暴力団構成員の関わる事件の解決に尽力したほか、若手警察官の育成にも積極的に取り組んでいます。

警察官を志した理由について問われると…。

(松山南署刑事二課長・北條健一警部)
「ヒーローや社会正義を守るものに憧れをもっていて、その想いが私の根っこのほうにあって、警察官という職業を自然に選んだのではないかと思う」

また、北條警部の息子も県警の警察官として現在は刑事として勤務しているということです。

(松山南署刑事二課長・北條健一警部)
「同じ刑事をという道を選んでくれたこと、本当に嬉しく思うし誇りに思う」
「ただ横着なことを言っていたら「愛媛県警の警部になに横着いいよんぞ」という形で…」

晴れの舞台に出席した妻の由美さんは、「今までと同じようにポジティブに頑張ってほしい」とエールを贈りました。