子どもたちにものづくりの魅力を感じてもらおうと、その道の名人たちによる体験授業が行われました。
愛媛県松山市の桑原小学校で開かれた体験授業は、6つの分野のものづくりマイスターが、それぞれの魅力を伝えました。
ものづくりマイスターとは、その道で優れた技能や経験を持つとして、厚生労働省から認定を受け、学校や中小企業などで指導を行う人たちで、県内におよそ200人います。
このうち陶磁器製造では、子どもたちがコツを教わりながら、湯呑みに絵を描いたりろくろに挑戦したりしました。
(児童)
「上手にできたけどちょっと崩れて残念だった。でも楽しかった」
「将来職人さんになりたい」
また、雨などから家を守る屋根瓦をふくコーナーや、のこぎりで丸太を切ったりかんなで柱を削ったりするコーナーも。
(児童)
「丸いからなかなか最初刃を入れるのも難しかった」
「こんなに薄く木を切れるんだとすごいなと思った」
このほか、カラフルな砂で層を描く「カラーサンドアート」などもあり、子どもたちは普段できない体験をしながら、ものづくりの奥深さを実感していました。