新春に神社を訪れる参拝者に楽しんでもらおうと、高校生が三津厳島神社の手水鉢を季節の花で彩りました。

愛媛県松山市にある三津厳島神社を訪れたのは、松山北高校中島分校の茶華道部の生徒5人です。

境内にある手水鉢は、新型コロナの感染を防ぐため利用を控えていて、代わりに手水鉢を花で埋める「花手水」を実施しています。

生徒たちは水を張った手水鉢に、キクやセンリョウ、ツバキなど10種類以上の花をバランスよく生けていきました。

仕上げに、中島で採れたイヨカンやレモンなどを浮かべ、花手水が完成しました。

茶華道部部長若松奈七子さん
「花の色とかからパワーをもらって、この一年元気に過ごしてほしいなっていう気持ちを込めてみんなで生けました」

神社によりますと、生徒たちが奉納した花手水は1月25日まで楽しめるということです。