気象庁によりますと、北陸地方では、29日明け方にかけて大雪による交通障害に注意・警戒してください。また、29日にかけて落雷や竜巻などの激しい突風、降ひょうにも注意してください(今後の雨と雪の予想、寒気の予想は画像でご覧いただけます)。

▼気象概況
日本付近は29日にかけて強い冬型の気圧配置となり、北陸地方の上空約5500メートルには氷点下30度以下の寒気が流れ込む見込みです。

このため、北陸地方では大気の非常に不安定な状態が続き、局地的に積乱雲が発達する見込みです。29日にかけて山沿いや山地を中心に、平地でも大雪となるおそれがあります。

予想よりも寒気が強まったり同じ地域で雪が降り続いた場合には、警報級の大雪となる可能性があります。

▼雪の予想
28日18時から29日18時までに予想される24時間降雪量は多い所で、
新潟県 平地 25センチ
新潟県 山沿い 60センチ
富山県 平地 15センチ
富山県 山間部 50センチ
石川県 平地 5センチ
石川県 山地 20センチ
福井県 平地 5センチ
福井県 山地 40センチ

▼防災事項
北陸地方では、29日明け方にかけて大雪による交通障害に注意・警戒してください。29日にかけて電線や樹木への着雪、なだれ、路面の凍結にも注意してください。

また、落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。発達した積乱雲が近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。ひょうの降るおそれもありますので、農作物等の管理にも注意してください。