10日投票が行われた任期満了にともなう愛媛県西条市長選挙は、新人で医師の高橋敏明氏が現職で3期目を目指す玉井敏久氏を破り、初当選を果しました。
三つ巴の戦いとなった西条市長選挙は開票の結果、新人の高橋敏明氏が現職で3期目を目指す玉井敏久氏におよそ1400票の僅差で競り勝ち初当選を果しました。
高橋氏は、整形外科医として地域医療に携わり、今年3月まで愛媛大学社会共創学部の教授を務めていました。
選挙戦では、医療、介護のサービス向上や救急医療体制の充実などを訴えていました。
初当選 高橋敏明氏
「選挙期間中に申し上げた公約は、やはり着実に実行するということがわたしに課せられた使命だと思っております」
一方、玉井氏はこれまでの実績などを訴えましたが及びませんでした。
3期目目指すも落選 玉井敏久氏
「本当に私の力不足、そして不徳の致すところと、このようなことで、本当にご支援をいただいたみなさまにただただ申し訳ないと、このように思っております」
投票率は51.8%と選挙戦となった8年前の市長選をおよそ8ポイント下回りました。