「郵便料金」も原材料費高騰の影響で1日から値上げです。

手紙は25gまで84円、50gまで94円だったのが、1日から110円となります。手紙の郵便料金の値上げは、消費税増税を除くと1994年以来30年ぶりです。

また、ハガキは63円が85円に、レターパックプラスも60円から80円の値上げです。

(利用客)
「以前より高くなったなと思った」
「めったに使わないのでほとんど影響ない」

(松山中央郵便局窓口営業部・吉田太地部長)
「郵便をご利用いただいているお客様に非常に心苦しいところはあるが、全国津々浦々同じサービスを展開していくうえで、必要な判断をしたというふうに捉えている」

この値上げで需要が高まっているのがメール便です。

愛媛県砥部町にある「タウンネット」は、自社配達でコストを抑え、日本郵便よりも価格を1通あたり2~30円安く設定。

そのためか、去年の同じ時期に比べて企業からの問い合わせがおよそ5倍に増えているといいます。

(タウンネットメール便・ポスティング事業部渡部允宏事業部長)
「競合他社が縮小されたと伺っているので、その分で弊社のメール便を知っていただいて問い合わせが増えていると思っている」
「お客様も、発送代金を経費削減されたいという意向をよく感じられる」

こちらでは今後も事業拡大を進めることで、更なるコストダウンを目指す方針です。