愛媛県内の柑橘販売会社のSNSに投稿された1枚の写真が「まるでエイリアン」と話題になっています。
その正体がこちら…

こわいみかん
9月3日、「めちゃめちゃこわいみかんいた」と愛媛県今治市ののま果樹園がツイッターに投稿したこの写真。まるでエイリアンが口を開けているかのよう。実は、この正体…

のま果樹園 SNS担当者
「これは甘平という品種のみかん」


甘平
甘平(かんぺい)といえば、外側の皮が薄くみずみずしい果肉がぎっしり詰まっているのが特徴の、愛媛が誇る高級柑橘。なぜこのような形になっているのでしょうか。

のま果樹園 SNS担当者
「木の根っこから水分を吸い上げて実が大きくなる。しばらく晴れの日が続いた後にまとまった雨が降ると実が膨らみすぎて外の皮が耐え切れず裂けてしまう」

皮の薄い甘平は、成長途中で裂けやすく栽培するのが難しい品種なのだそうですが、このように実まで裂けてしまうことは珍しいのだそう。

SNSで大バズリ
ツイッター上では“まじトラウマ” “未完のまま裂けてしまったのですね”などといったコメントが寄せられ、17万件以上の「いいね」がつくなど大バズリ!

それを受けて担当者は…

のま果樹園 SNS担当者
「投稿する前にもしかしたらけっこうバズるんじゃないかっていう下心もあったが想像以上だった」

現在、柑橘はオフシーズンで、SNSの反響を受けて販売数などの影響はないということですが、来シーズンへの期待が高まっているといいます。

のま果樹園 SNS担当者
「来年1月に甘平が出てくる時には『あのときの甘平ですよ』という紹介をしたい」