「まだ間に合う!自由研究」シリーズ。今回は、一見地味なあの植物が大変身!自然の不思議に迫ります。

面河山岳博物館
愛媛県久万高原町の面河山岳博物館では現在、身近な道具を使って自然観察するための様々なアイデアを紹介しています。

何を観察…?
博物館の前で真剣に何かを観察しているのは、学芸員の安田 昂平さんです。

山内可菜子アナウンサー)今何を探していた?
安田さん)コケを探してました。すごく面白い植物なので近くで見てみると新しい発見があると思います


身近なコケ
日当たりの良い石の上など、身近な所に生えているコケ。この博物館の周りだけでも数十種、面河渓周辺には数百種のコケが存在するんだそうです。

安田さん)カリカリに乾いたコケがいいので探してみましょう

これさえあればOK
用意するのはスプレーボトルに入れた水。コケが変身する様子を観察します。

スプレーで水をかけると…
一気に開いた!
山内アナ)あ!お花みたいに…
安田さん)水をかけた部分は花が咲くようにふわっと葉っぱが開いているんです。コケの種によって葉っぱの形とか作りが違うので、霧吹きをかけたあとの開き方もそれぞれ違って面白い


スマホにマクロ撮影用レンズを取り付ける
眺めているだけでも十分楽しめますが…
スマホに付けられるマクロ撮影用のレンズ。100円ショップでも購入する事ができます。細かいコケの変化を撮影することができるんです。

山内アナ撮影
山内アナ)すごい!コケが踊ってる!これは…面白いですね
安田さん)コケも葉っぱが小さいのでなるべく虫眼鏡でもいいですし拡大してみる方がおもしろい


コケの種類によって葉の形が違うため、開き方も様々。
ぜひ試してみては?
山内アナ)起きましたね、寝てたコケが目覚めた。目が覚めるコケもいれば踊るコケもいて、コケってかわいいですね
安田さん)動き方がそれぞれ違ってます


皆さんも良く晴れた日の翌日、コケを観察してみてはいかがでしょうか?