今治市消防本部は、愛媛県消防学校に入校中の職員が他の訓練生の現金を盗んだとして、26日付で懲戒免職処分にしたと発表しました。
今治市消防本部によりますと、懲戒免職処分を受けたのは、今年4月に採用され県消防学校で訓練を受けていた、20代の男性職員です。
この男性職員は今月10日、授業の休憩時間に他の訓練生の寮の部屋に無断で侵入、財布から現金5万円を盗んだということです。
男性職員は盗んだ2日後、自ら教官に申し出、理由については「プレッシャーから逃れたかった」と話していて、被害者への謝罪と弁済は済ませているということです。
今治市消防本部ではパワハラや人事情報の拡散など不祥事が相次いでいて「全ての職員にコンプライアンス研修などを実施し、組織全体の意識向上を図ってまいります」とコメントしています。