西予市議会は22日の臨時会で、市民病院など3施設の指定管理者について、市があらためて提出した東京の公益社団法人とする議案を可決しました。
西予市は、スタッフ不足や経営悪化などを理由に、市民病院など市内3つの医療機関と福祉施設の指定管理者を東京の公益社団法人「地域医療振興協会」とする議案を先月の定例議会に提出していましたが、否決されていました。
このため市は、22日に開かれた臨時議会にあらためてこの議案を提出。
討論に続いて採決が行われ、賛成9、反対8の僅差で可決されました。
西予市 管家一夫市長
「市内で医療が受けれる体制を作るということを約束をさせていただくわけでありますので、(市民には)その中でご理解をいただけるものと思ってます」
「地域医療振興協会」を指定管理者とする期間は来年度から10年間で、これに伴い、西予市は、野村病院を入院施設の無い無床診療所とする方針です。