また、水温などのデータのほかにも、カキの生育状況などを管理できる別のアプリも活用しています。アプリを開発したのは、徳島県海陽町の水産養殖事業者「リブル」。開発にも携わった中村悠さんは、水産の現場では、漁師の経験や勘に依存している状況が多いと感じていたと話します。

リブル 中村悠さん
「デジタルを使うことによって、感覚に近いものを数値化してデータ化して後世に残してあげることによって、水産業の振興であったりだとか、次の担い手、次の世代に繋いでいくことに取り組めるんじゃないかなと思って今回取り組んでいます」

アプリでは、沖出しの記録や陸揚げの予定なども一目でわかり、作業の効率化が期待されています。