「どんどん忘れ去られていく」被災地で何があったか知ってほしい…

被災地の訪問を企画したのは、福島第一原発事故のため福島県南相馬市から愛媛県松前町に避難している渡部寛志さん(45)。

愛媛で避難生活を続ける仲間と一緒に、当時の記憶を若い世代に繋げるプロジェクトを立ち上げ、高校生たちに声をかけてきました。

(渡部寛志さん)
「東日本大震災のことはどんどん忘れ去られていくし、ぜひ皆さんの力を貸してもらいたいと思っています。被災地と呼ばれるところで何があったか知ってほしい。知るところから始めてもらえれば」

渡部さんたちの考えに、松山市にある松山学院高校が賛同。今回の訪問には生徒に加え、大学生や小学校の教諭などを含め総勢25人が参加しました。

岩手、宮城、そして福島を巡る6日間の旅。生徒たちは現地で何を感じるのか…。