岩手県釜石市で8日、紛争の続くガザ地区の平和を祈るたこ揚げが行われました。
たこ揚げには釜石市内を中心に20人ほどの子どもが参加しました。たこには紛争の続くパレスチナ自治区・ガザの平和への願いを込めたイラストや文字が描かれています。
釜石市とガザは東日本大震災以降、凧あげを通じた交流が続いています。これは2012年に当時から紛争の続くガザの子どもたちが被災地の惨状に心を痛め、復興を願うたこ揚げをしたことをきっかけに始まったものです。
8日はガザの子どもたちへ向けたメッセージの収録も行われました。
(参加した子ども)
「辛いことも共に乗り越えていきましょう」
今年は新型コロナが5類に移行したことを受け、4年ぶりに一般への参加を呼びかけて実施されました。
(参加した子ども)
「パレスチナの旗と日本の国旗をモチーフにして描いた。離れていても一緒だよという意味を込めた。いつか絶対に会いに行けると思う。それまでは必ず生き抜いてほしいと思う」
平和を願う釜石の子どもたちの様子は、ガザの子どもたちに動画で配信される予定です。