東日本大震災の発生から11日で12年7か月となるのを前に、岩手県警久慈警察署の署員たちが普代村の海岸で行方不明者の捜索活動を行いました。
10日は久慈警察署の署員10人が普代村の普代浜に集まり、捜索活動を前に海に向かって黙とうしました。
久慈警察署管内では震災で現在も3人が行方不明で、普代村内では1人の行方がわかっていません。
捜索を行った海岸は北と南の潮流がぶつかる地点で、海からの漂流物が多く打ち上げられるということです。
署員たちは小雨の中、熊手を使って丁寧に砂をかきわけ、不明者につながる手がかりがないか探していました。
久慈警察署は震災から13年を迎える来年3月にも、捜索活動を行うことにしています。