県産食材を使用した加工品のコンクールに出品された商品の販売会が3日、盛岡市で開催されました。

販売会は盛岡市前潟のイオンモール盛岡で行われ、県主催の加工品コンクール「岩手ぅんめぇ~もん!!グランプリ」に出品した事業者のうち16団体が参加しました。

会場に並んだ商品は、菓子や調味料などさまざまです。

8月に行われたコンクールでは県内の企業や学校などが参加し、県産食材を使って開発した加工品の特徴や魅力を審査員の前でプレゼンテーションしました。

最優秀賞を受賞したのは田野畑村の洋菓子店が作った「山地酪農プリン」です。
地元産の牛乳の味を生かしたなめらかな食感が特徴で、商品パッケージにもこだわったこの商品も販売されました。

(パティスリー フィエルテ 髙橋奈々美さん)
「この機会にたくさんの人に店やおいしいものを知っていただけたらうれしいと思います」


参加した団体は商品の味や食材について、訪れた人に直接伝えながら販売していました。
コンクールと販売会を主催した県は、今後も県産食材を使った加工品の販売や発表の機会を設けたいとしています。