春の高校野球東北大会は11日、硬式・軟式ともに決勝戦が行われ、軟式で岩手県の専大北上が2連覇を果たしました。

 午前9時に始まった軟式の決勝は、専大北上と秋田の能代が対戦しました。専大北上は初回、ランナーを1塁に置いて3番・照井が右中間にタイムリーを放ち1点を先制します。投げてはエース岡本が、得点圏にランナーを背負いながらも要所で三振を奪う好投で能代打線に得点を許しません。岡本は8回にタイムリーヒットを打たれ1点差とされますが後続をきっちり打ち取りました。試合は、専大北上が2対1で能代を下し2大会連続の春の東北チャンピオンとなりました。

(専大北上 岡本歩武投手)
「味方に助けられて最後まで投げ切ることができました。去年の夏は悔しい思いをしたので、今年は全国制覇できるようにがんばりたい」

 専大北上軟式野球部は来月29日に始まる東東北大会に臨み、優勝すれば全国選手権への出場が決まります。