小説家の柚月裕子さんが、出身地の岩手県釜石市で自らの経験などを語るトークショーを行いました。


柚月裕子さんは7日、釜石市で開かれた岩手県立病院医学会が企画した公開講座に招かれ、トークショーを行いました。東日本大震災で両親を失った経験をきっかけに、大きく変化した自らの人生観について語りました。

(柚月裕子さん)
「それまでは生きるって大切だなと思っていたんです。でも、それ(震災)を経験していろいろ考えて今思っていることは、生き切るって大切だなって思うようになりました」

会場の人たちは、ふるさとが生んだ人気作家、柚月さんの話に耳を傾けていました。