岩手を離れた彼女の国内拠点は大学のある都内ではなく、埼玉県の熊谷市です。
隣町には季節を問わずスノーボードの練習ができる埼玉クエストがあり、国内にいる間、彼女は毎日の様にここへ通い詰めます。

(岩渕麗楽選手)
「ほぼ、毎日ですね。こういう練習施設が岩手にいた頃は近所になかったので、どうしても練習できる日が限られていたのですが、大学進学するのをきっかけに拠点を移した事によって、毎日練習に通える所に住めたというのはすごい大きいなと思います」

ここ、埼玉クエストには国内最大規模となる15m級のジャンプ台があります。
目もくらむような高さはオリンピックや世界大会と同じ規模で、このサイズのジャンプ台は世界でも数えるほどしかないそうです。

(岩渕麗楽選手)
「ここでは新しい技の練習が多いんじゃないかなと思います。エアマットだからこそ雪山と違って少ないリスクで新しい技に挑戦できるので、ここで技を増やすというのはよくありますね」

海外のトップライダーたちもやって来るこの恵まれた環境で、今まで以上に難易度の高い技に挑戦している岩渕選手。
全世界が注目するオリンピックの舞台で披露するつもりの新技を教えてくれました。

(岩渕麗楽選手)
「フロントサイドの1440をやろうと思っています。私はフロントサイドの方が得意だったので、得意な部分を伸ばそうというのに集中してきた夏だからこそ、フロントサイドの1440で勝負しようと思っています」

オリンピックの女子ビッグエアでまだ誰も成功したことが無い最高難易度の技は、もちろん、この冬・イタリアで表彰台の頂点に立つためのビッグトリックです。

(岩渕麗楽選手)
「やっぱり一番は金メダルですね。過去2大会どちらも同じ4位で表彰台に届かなかったので、本当に常に金メダルを獲りに行くぞという気持ちで、本気で臨んでいきたいなと思っています」

★岩渕選手が金メダル獲得を目指すミラノ・コルティナ冬季オリンピックは2月6日に開幕。