
三右エ門栗かぼちゃはその名の通り、まるで栗のようなホクホクとした食感が一番の特徴です。

(馬場淳さん)
「栗かぼちゃという品種はなくて、いろんな品種があるが、同じ品種でもべちゃっとしてできちゃったりとか、すごくホクホクになったりする」
栗かぼちゃと一口に言っても品種は一つではなく、馬場さんの畑で現在出荷の時期を迎えているのは、「ダークホース」という名前の品種のカボチャです。

それを出荷前にひとつずつ光センサーにかけて、水分をのぞいた実のつまり具合=乾物率を測っていきます。

この数値が基準を満たすことで、栗かぼちゃの食べた時のホクホク感が約束されるのです。

(浅見キャスター)
「カボチャがベチャっとしたり、ホクホクしたりするのは、調理の仕方の問題なのかなと思っていたが、そうではなくてカボチャそのものの水分量の違いなんですね?」
(馬場淳さん)
「そうなんですよ。その通りで、ベチャっとしたカボチャをホクっとさせることはできないです。なのでここ(畑)が一番大事」

また肥料やミネラルバランスにこだわった土づくりで、実に栄養をたっぷりと蓄えさせることもホクホク感を生み出すポイントです。