大船渡市の大規模山林火災は26日で発生から半年を迎えます。
およそ3400ヘクタールに上る被災した山林の再生に向けては、一部で動きが見えるものの、あまりにも規模が大きく先行きは見通せません。

大船渡市三陸町綾里の小路地区です。

2月26日に発生した、大規模山林火災のおよそ3400ヘクタールにおよぶ延焼エリアの中でも最も激しく燃えたスギ林は、発生から半年を経てセイタカワダチソウやマルバフジバカマなど外来種の下草が繁茂していました。

樹木の葉先までが燃える樹冠火が発生したことで、地肌にまで日光が通りやすくなり通常のスギ林と比べ下草が生えやすい状態となっていました。