大規模な山林火災で甚大な被害が発生した大船渡市は再調査の結果、建物被害がこれまでより11棟増えて221棟で確認されたことを明らかにしました。

(全員協議会より)
「建物等の再調査が行われた結果、被害棟数が増加しております」
2日の市議会全員協議会で市が報告した最新の建物の被害棟数は、三陸町綾里地区と赤崎町外口、合足地区合わせて221棟です。

これまでは火災が鎮圧される前に行われた外観調査の結果として、210棟の住宅や作業小屋などの被害が報告されていました。
その後、現地調査やり災証明書などの交付に合わせた再調査が進み、被害棟数が11棟増えたものです。
内訳は住宅86棟のうち、全壊が54棟、作業小屋などの住宅以外は135棟のうち全壊121棟に修正されました。

2日はそのほか、鎮火に向けた活動や被災者支援への取り組みなども示されました。