岩手県内で特殊詐欺の被害が大幅に増加していることを受け、釜石市内の郵便局では地元ラグビーチームの選手らが利用者にチラシを配って被害防止を呼びかけました。

釜石郵便局では15日、職員2人と日本製鉄釜石シーウェイブスの石垣航平選手が入り口に立って、訪れた人に特殊詐欺の防止を呼びかけるチラシを配りました。
県警によりますと、県内での特殊詐欺とSNS投資型詐欺、ロマンス詐欺などを合わせた発生件数は9月末時点で175件となっていて、2024年の同じ時期を100件上回る大幅な増加となっています。
被害額も増加していて9月末までにおよそ9億9千万円に上っています。

警察では不審な電話やメールに注意するよう呼びかけています。