(福山北斗さん)
「まだ1日しか経っていないのに、こんなに多く来てるんでびっくりです」



福山さんは自ら避難所に足を運んでニーズを聞き取り、ティッシュやトイレットペーパー、子ども用のお菓子などを集めました。
呼びかけに応じて施設にはぞくぞくと物資が届いています。

(スクールの生徒 一関市)
「困ってるって言ってたから届けたいと思って」

(スクールの生徒の父親 一関市)
「10年前も流されて、山に行ったら、燃やされてという人もいるだろう大変だなと思って」

中にはこんな人も。

(物資を届けた人)
「埼玉県から来ました」

「地元なので何かできることがあればと思って、できることは物資を集めることくらいなんですけど、被災された方の力になれればなという思いでやらせていただきました」

集まった物資は一度市民体育館に持ち込まれ、各避難所に配られる予定です。

(福山北斗さん)
「BMXという競技の性質上、全国から競技をしに大船渡まで来てくれるので、人とのつながりが自分には財産としてある。そこに頼ろうかなと。まだ始まったばかりなので、これからも多くの支援をやっていきたい」

自転車が縁でつながった支援の輪が広がりを見せています。