120年以上続く老舗の蔵元、南部美人。
製造する日本酒が海外で高く評価されたことがウイスキー造りへの挑戦の始まりでした。

(久慈浩介社長)
「外国人からすごく言われたのが日本酒の世界観、日本の価値観の中で作る日本のウイスキーって飲んでみたい」

これまでも糖類無添加梅酒をはじめ、洋酒のジンやウオッカの商品化にチャレンジしてきましたが、全ては自社の経営方針が土台にあるといいます。

(久慈浩介社長)
「日本酒を作るのは手法であって、目的は南部美人というブランドをもっと大きくして強くして価値のあるものにしていくのが僕らがやってきた目的でもある」

目指すのはふるさとの自然の恵みに育まれた「日本酒の会社が作るプレミアムなウイスキー」。

これから瓶のデザインや価格などを決めて、早ければ2027年の販売を目指します。