さらに2024年は岩手出身のスラッガーも富士大学からプロ入りを目指しています。
2023年春のリーグ戦では打率5割3分3厘をマークし「首位打者賞」、出場9試合で3本塁打を放ち「最多本塁打賞」と2冠を獲得した一関学院高校出身の佐々木大輔選手です。

(佐々木大輔 選手)
「自分の売りはバッティングと守備の肩だと思うので、そこでアピールしていきたいです」

陸前高田市出身の佐々木選手は身長177センチ、体重82キロ。
大学2年生に転向したショートでは、ことしの秋のリーグ戦でベストナインに選ばれました。

大学で活躍を果たす佐々木選手ですが、高校時代は新型コロナの影響により甲子園が中止される経験を味わいました。
だからこそ高校時代の恩師も佐々木選手の活躍を期待する1人です。

(一関学院・高橋滋 監督)
「佐々木大輔はほんとに高校時代、暇さえあればバットを振っていましたし、コロナで甲子園はありませんでしたけど、独自大会でも活躍してくれた選手なので、僕にとっても1年目の選手だったのですごい思い入れのある選手のひとりです。チームとしても僕個人としてもドラフト指名されて欲しいなと強く思っています」

佐々木選手は富士大初の岩手県人プロ選手を目指し、多くの期待を背負ってドラフト会議に臨みます。

(佐々木大輔 選手)
「自分もテレビで小さい頃見ていて憧れる選手とかいたので、憧れる存在になりたいと思っています」

高校生や大学生の選手がプロ入りを目指す「運命の一日」。
プロ野球ドラフト会議は、2週間後の24日に行われます。


ドラフト会議で指名を受けるために必要なプロ志望届の提出は10日で締め切られ、県関係では富士大学の7人を含めた大学生8人と、高校生2人の合わせて10人が提出しました。